設計の試行錯誤を変えた、新たな熱流体解析ソフトウェア

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2014年CFD教育シンポジウム
『数値流体力学 建築環境教育への応用と課題』の様子

2014年5月28日[水]、東京大学 本郷キャンパスにて【数値流体力学と建築環境教育への応用と課題】と題したシンポジウムを開催しました。
シンポジウムではFlowDesignerを大学の演習・授業で実際に御活用いただいている著名な先生方より、各大学におけるCFDを用いた授業の現状と課題の紹介と、その後パネルディスカッションを行いました。
企業の方も多数ご参加いただきました。

 シンポジウム前文

最近になって計算機ハードの性能向上とソフトウェアの改善に伴い、個人用PC で短時間に何度も計算することが可能になり、また非定常解析による時刻変動の評価も可能となってきています。
使い勝手が改善され習得のハードルも下がり、企業や大学などの実務・教育現場で導入が進んでいます。一方でCFD はビジュアル的に強い印象を与えるため誤解を招きやすく、その利用には慎重でなければなりません。
「計算を回す」ことは容易になったものの、結果をどのように解釈するか、実際の環境建築設計にどう役立てていくか、正しい基礎知識をどのように習得していくか。教育カリキュラムを含めて十分に整備されているとはいえないのが現状です。
本シンポジウムは「環境建築設計のレベルアップ」と「建築環境分野の活性化」を目標に、現状でどのような教育が行われているのか、どんな課題があるのかについて、多くの方々に発表していただきます。
続いて、どのようなCFD 教育環境の整備への活動・協力が可能なのか、大学・企業はどのように連携できるのか、議論を深めたいと思います。

提案人 東京大学工学部建築学科 准教授 前真之 様

 発表内容

  • [A] 東京大学 建築学科 准教授 前真之 様
  • [B] 大阪工業大学 建築学科 講師 河野良坪 様
  • [C] 東北大学 都市・建築学専攻 助教 大風翼 様
  • [D] 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 教授 高口洋人 様
  • [E] 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 非常勤講師 重村珠穂 様
  • [F] 東京理科大学 理工学部建築学科 教授 倉渕隆 様
  • [G] 東京理科大学 理工学部建築学科 助教授 高瀬幸造 様
  • [H] 株式会社 アドバンスドナレッジ研究所 代表 池島薫
  • [I] パネルディスカッション

 

 

  • [A]前先生
    意匠と環境設計の間に目的意識の乖離がある。環境建築を盛り上げたい。
  • [B]河野先生
    教育・研究成果をソフト開発のフィードバックとしている。より使いやすいCFDへ
  • [F]倉渕先生
    授業目標 建築熱環境に関連する問題についてはシミュレーションを通して理解を深めていく。
  • [H]池島代表
    教育環境整備のためにどのような協力が可能か、またどのように連携できるのか考えていかなければならない。
  • [I]パネルディスカッション
    CFDを設計のツールとして活用するために留意するべき事は何か?
    気流解析のガイドラインに基づく簡単な設定チェックリストは作成できそうか?
    意匠設計だが大いに関心を持った

 

多くの方にご参加頂きました。次の開催も期待したいと思います。

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